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中央区(ちゅうおうく)は、札幌市の中央部を占める行政区である。北海道庁をはじめとする官庁や、企業の本社・支社が多く、市の中核をなす。 == 地理 == 区域は東西に長い。東半はJR札幌駅や大通公園を中心とする市街地であり、JR函館本線で北区、東区と、豊平川で白石区、豊平区と接している。西半は円山地区、宮の森・大倉山地区など低山地で、山の稜線に沿って南区、西区との境界が引かれている。 豊平川が東の区界を流れる。埋め立てや暗渠化で市街地の河川は少なく、創成川が東端を南北に貫流する程度である。西部の山地には新川の上流にあたる琴似川など小河川がいくつか流れている。 区域は、旧山鼻(やまはな)屯田兵村(都心部を除く南1条通り以南)および旧円山(まるやま)村(西20丁目以西)の全域、旧札幌本府(都心部および中島公園、桑園地区)、旧苗穂(なえぼ)村(東7丁目通り以東)、旧雁来(かりき)村(東橋以東)、旧琴似(ことに)村(宮の森)の各一部よりなる。旧山鼻屯田兵村の区域(旧札幌区との境界付近を除く)は道路の向きが旧札幌本府の区域に対し時計回りに約4度傾いている。札幌本府の開拓は既に存在した創成川に合わせたが、旧山鼻屯田兵村は合わせなかった。当時の磁北に合わせた説、地形に合わせた説などがあるが、定かではない。〔「碁盤の目の「角度」(札幌・山鼻) 」ブラサトル2011年(平成23年)10月30日〕旧山鼻屯田兵村は区の市街地の大半を占め、区役所もこの地域にある。 旧山鼻屯田兵村と旧札幌本府の境界は以下のとおりである。旧札幌本府と旧円山村との境界である西20丁目通が南1条通と交わる地点から東進して石山通(西11丁目通)に至り、石山通を南進して南2条通に至り、南2条通りを東進して西9丁目通に至り、西9丁目通を南進して南7条通に至り、南7条通を東進して鴨々川に至り、鴨々川を遡って豊平川に至る。なお、この付近の住所表記は南M条通の両側で南北を仲通で区切られた街区が南M条、西N丁目通の西側で東西を本通で区切られた街区が西N丁目である。たとえば、南1条西11丁目と言っても本通南向き(南1条通の北側で南を向いた建物)であれば旧札幌本府、本通北向きであれば旧山鼻屯田兵村である。 * 山: 円山(226m)、神社山(233m)、荒井山(184m)、大倉山(301m) * 河川: 豊平川、創成川、界川、円山川、琴似川、左股川、盤渓川 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中央区 (札幌市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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